◆これだけは知っておきたい 赴任のための海外最新医療情報 ◆

 ●ツベルクリン反応とBCG


 先進国の中で、BCGを義務化しているのは日本だけです。ほとんどの子女は自然陽転かBCG接種のいずれかでツベルクリン反応が陽性となります。その場合、ツベルクリン反応陽性の記録を見た現地校の医師によって結核の治療を強要されることがあるのです。
 このようなトラブルを避けるには、渡航前に胸部X線写冥をとって結核の所見がないという英文コメントを医師が署名した(ドクターサイン)書類を提示することが必要です。わが国の結核の罹患率は欧米に比べると高いためBCGが義務化されている、という事実は海外の医師には十分理解されていません。私のクリニックでも、たまに米国でトラブルになった、などと相談があるので、この点については充分注意が必要です。



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